投稿日:2012-12-09 Sun
UTAU Ver0.4.13 リリース・レジスト版の「レンダリング時に複数のバッチを同時実行」のバグ修正
→wavファイル作成をしようとするとエラーが発生して、.ustが破壊されます。
結構クリティカルな不具合ですので、レジストユーザーの方は速やかにアップデートしてください。
・プラグインエントリの互換性問題修正
→旧エントリを出してるとき、プラグインが冗長エントリを残したまま返すと変更が反映されないことがあった。
最大でPiches、Pitches、PitchBendの三つに同じ値が渡りますが、その場合どれか一つだけ値を変更すると、UTAU側でその変更したエントリの値を採用するようにしました。
複数を変更した場合の動作は保証しません。
・プロジェクトを開く時、音源のPrefixmapを読み込まないことがあるのを修正
→一旦保存してまた開くと反映しなくなっていました。
おそらく前からそうでしたが、画面に表示されないので気づきにくかったようです。
自動連続音(レジスト版)ではprefixmapの結果も表示されるので今回発覚しました。
・「ファイルは既に開かれています」対策を強化
本来滅多に出ないものなのですが、一度出てしまうとどうしようもなくなるので。
・メニューのリソース書き換えをUnicode版のAPIで行うようにした
→これでメニューだけはANSI範囲外の文字でも表示されるようになります。
→ただし「やり直し」など動的な部分はまだです。
→これに伴い、メニューに該当するリソースファイルの書式が変更になりました。
旧形式:999menustring.txt (数字は色々)
新形式:999menu.txt
※新形式がなく、旧形式のみがある場合は旧形式を読みますが、
旧形式の場合ANSI範囲外の文字が入っていると文字化けします。
・インタフェース言語のロケール名に任意の文字列を指定できるようにした
→これでres以下のフォルダ名を指定すれば任意のリソースを指定できます。
今まで(0.2.7X以前)はres直下を総入れ替えしてましたが、
これでres以下にフォルダにまとめた複数の言語リソースを置いて、
切り替えて使うことが出来るようになりました。
・「選択範囲に名前を付ける」メニューおよび範囲名の出る場所
ピアノロールの最上部の一半音分の幅で右クリックすると「選択範囲に名前を付ける」関係のメニューが出ます。
・自動連続音(まだレジスト特典)とprefixmapの適用順序を逆にした
先に自動連続音、その後prefixmap。例:「囁きa さ_F4」
ほかに連続音の選択規則があやふやだったのでUTAU-Synthに近づけました。
△ PAGE UP