投稿日:2009-10-04 Sun
というわけで、
エンジン検証第一弾は重音テトです。
実は桃音モモでもやっているんですが、既出曲のustの流用だったので、
ニコ動第一弾はテトになりました。
試験的にUTAU用にしてみたこのエンジンですが、
仕組みというか特徴を現状のUTAUでは非常に生かしにくいので、
このままではこれの良い点が判りにくいかと思います。
モーフィングは、元々UTAUは切り張りで接続のスムーズには貢献し辛いので、
聴感上の滑らかさの為に、次の音符にポイントを指定して
その点の周波数特性に向かって変化するようにしています。
指定は大体先行発声の前後。音素によって最適値があるようです。
ところで、音声のモーフィング技術は音声合成の基本である、
スペクトラム包絡の抽出、非調音成分の分離、この辺りができれてば
とりあえず普通にプログラム出来ることです。
(というかそのレベルでしか実装してません)
まあ、フォルマント群を解析してその移動をシミュレートするとか、
やろうと思えばまだいくらでも複雑に出来るわけですが、
そういうことは専門家にお任せします。
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