投稿日:2009-05-23 Sat
先に動画を作ってしまったのですが、Rewireでも、MTCでもない、MIDIメッセージを使った同期再生の実験をしました。
動画内で銘打っている通り、まだ不安定なので実装は当分先になりますが、
もしかしてマシンスペックが高ければ使い物になるかもしれません。
・こんな接続をします。
DAW等 ⇒ MidiYoke ⇒ UTAU
・シーケンサにはUTAUからエクスポートした同期用のSMFファイルを読み込ませます。
・あくまで「同期再生」なので、シーケンサ側でノートデータをいじることは出来ません。
・同期再生にはUTAUのキャッシュファイルが必要です。
(全て生成されていることが条件。「必要」といってもどこかに移動するわけではありません)
・UTAU側で変更があった場合、SMFファイルをエクスポートしなおす必要があります。
もちろんキャッシュも更新。キャッシュの設定が有効なら、一度聞けば生成されます。
・シーケンサーからUTAUに送られるのはノート番号(とタイミング)だけです。
・UTAU側はシーケンサからの番号とメッセージのタイミングに従って、
一つ先と二つ先の音符を準備します。
・最初の音符の手前に少なくとも一個の休符がないと先頭の音符が再生できません。
・途中再生では「最初に始まる音符の次の音符」から再生が始まります。
つまり最初の一音は(休符でも音符でも)鳴りません。
・途中で止めると二つ先まで歌います。
こんな感じ。結構面倒です。
以下は比較用に「普通」にオケと合成したもの。
そして、これらの動画を上げたあと、DOMINOで同期再生の実験をしつつ、
同曲のオケの耳コピをしてたわけですが、MIDIシーケンサで作業している時、再生で一緒に歌が聞こえるのが思いのほか楽しくて、作業がはかどってしまいました。
動画ではああいう風に書きましたが、気に入りましたよ。これ。
というワケで、改訂版です。
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