投稿日:2008-05-08 Thu
調教作業、大変すぎです。とりあえずUTAUのユーザーインターフェースで欲しい機能は一通り全部作りました。
でも、したい調教に手が届くようになった反面、作業量はまた増えてしまいました。
機械的な反復作業を自動化して、品質を上げる作業に時間を割けるようになったってことなんですが。
今、オリジナルのボーカルを抜き出してその波形を参考に細かいレベル調整を仕込んでいます。
今まで手が出せなかった作業なので勝手が判らず、手探り状態で、エライ時間がかかります。
途中経過はこんな感じ。(アップロード制限があるので抜き出し)
「夕日坂」リベンジ中 : ここから ここまで
まだまだ未熟ですが、それよりも。
ここへ来て、ピッチを原音から大きく変動させた場合の音質を何とかしたくなってきました。
上げた場合でも下げた場合でも音が酷く濁るばかりでなく、組み合わせによっては変動が大きくなくても妙なノイズというか発振音みたいのが入るのは何とかしたい。
某、400氏もおっしゃっていたじゃないですか。「音の三要素」って。
このうち「ピッチ」と「強さ」はとりあえずコントロールできるようになりましたが、
(「強さ」はまだ「改善の余地があり」ですがとりあえず)
実は「音質」は『旅の途中』以降ほとんど進化してないんですよね。
ってところで、この記事のコメントにタイムリーに情報をいただきました。
ご存知の方もいるかと思いますが、STRAIGHTとかいう音声合成システムで、
デモを聞くとその品質の凄まじさが判ります。
ただ、計算量も膨大だそうで、その辺を解決する研究も行っているようす。
今、音質改善のヒントはないものかと、公開資料を読んでるところです。
あ、「音質改善のヒント」といっても全く違うアプローチなので、特許技術をそのまま使うようなことはしないし出来ませんから、勘違いしないでくださいね。
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