投稿日:2009-06-01 Mon
UTAU Ver.0.2.43 変更点■エンベロープエディタ
重要な注意:エンベロープの点の削除は出来ません!追加になった値(p5,v5,p4)だけは空白にできますが、これは擬似的に旧仕様を実現しているだけで消えているわけではありません。「他の値も空白にしたら点を消せる」と思ったら大間違いです。
でもそうした場合のエラーは回避しました。(※空白はゼロ扱い)
■タイムラインの誤差
1.「オーバーラップの終端がそのオーバーラップを設定した音符自身の
終端(次の音符のオーバーラップ・先行発声影響分含む)を越えている場合、その超えた分だけタイムラインが長くなる」
2.「音符が75ミリ秒以下になる時、p1やp4が設定されていると画面上で「!」が出ていなくてもパラメータ異常になりその音が抜けることがある」
以上を修正。
■ポルタメントの点
1.点が多いときはみ出した分の処理に問題が起きる為、一番左の点で全体が移動するのは止めにした。
2.点を増やし過ぎても音符の端を越えないようにした
3.音符を短くして点が音符をはみ出した時、点を音符内に収めようとする。
4.点の数上限50
5.ダイアログに「均等化する」チェックボックス
6.手前が休符で、点が無音領域にある場合のみ一番左の点を上下に動かせるようにした。
■縦方向の拡大率を変更したとき、スクロール範囲がおかしくなる
修正しました。
■音符のデフォルト
音量、モジュレーション、Flagsを設定する画面を追加。
モジュレーションはデフォルトで0。嫌だったら変更すること。
■メニューと音符のプロパティ画面の文字列を試験的に外部リソース化
■先行発声とオーバーラップ(音符側)の精度。
小数点以下三桁(μ秒)まで設定可能(ただし出力解像度は22.6μ秒)
(μ秒=百万分の1秒)
ダウンロードはこちら(直通)
【大事なことを書き忘れてました】
メニューなどのリソースファイルはこちらです。
res_jp.zip
これらのファイル内の、UTAU上に表示される文字列の部分を書き換えて、
uoaiopfhtl.Caption="ファイル(&F)"↓(例)
clwabfuwj.Caption="新規(&N)..."
wjgqyzwooj.Caption="開く(&O)..."
uoaiopfhtl.Caption="&File"UTAUのインストールディレクトリ内に res という名前のフォルダを作ってその中に置いておくと、UTAUは起動時にそれを読み込んで、メニュー文字列等を変更します。
clwabfuwj.Caption="&New..."
wjgqyzwooj.Caption="&Open..."
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投稿日:2009-05-01 Fri
> 可動点をもう少し増やして手入力で存分に増やしてください。


> 「高く/低く入る音符」が作れない。
普通に作って使いましたが。

UTAU Ver0.2.41
・タイムライン不具合→修正
・ピッチの「Render」で非選択時は全部に適用されてしまう→何もしないようにした
・ピッチコントロールのポルタメントスタートが単音に対してだと常に0になってしまう→修正
・オートピッチで「保存したパラメータを優先」にするとエラーがでることがある→修正
・上下左右の拡大率を微妙に拡張
・ポルタメントの一番左の操作点に関する操作上の不自由を修正
※ピッチコントロールを別窓で拡大したいとか、他にもいくつか挙がっている、
パワーユーザー向け拡張機能の開発に関しては、負担も大きく、
モチベーションの維持が大変なこともあるので、あることを考えています。
準備が出来るまでもうしばらくお待ちください。
あと、ちょっと何時のバージョンからだったか記憶が曖昧なのですが、
「プロジェクトのプロパティ」で、その音源を選んだのが初めてで、それがreadme.txtを含んでいた場合、「プロジェクトのプロパティ」を「OK」で閉じた瞬間に「原音のプロフィール」が自動で開くようになっています。
なので、中の人は利用規約をreadme.txtに書いておくと吉かも。

投稿日:2009-04-29 Wed
久々にちゃんと動く解説動画を作りました。UTAUはバージョン0.2.40になります。
「続編」といいつつ、「その2」以降開発された基礎技術である「母音結合」とか「先行発声」とかの説明が抜けてるんですがその辺は今後補完するってことで。
さて、Ver0.2.40の新機能はピッチコントロールだけではありません。
1.ピッチコントロール
とりあえず動画をご参照ください。「続きを読む」の下にプレーヤーがあります。
2.MIDI入力・出力
左から、「ステップ入力ボタン」「MIDI IN接続ボタン」「MIDI OUT接続ボタン」です。

こちらが設定画面。

一番下の音色設定のリストはGM準拠になってますが、インストールディレクトリのprogram.txtにそのまま入っています。変えたい場合は、プログラム番号+名前 の書式でこのファイルを修正してください。現状ではバンク切り替えには対応していません。
3.レンダリング時に、手前が短い音符で先行発声がはみ出す場合、発音のタイミングをずらさないように、先行発声とオーバーラップを再計算して切り詰めるようにしました。

※レンダリング時なので[!]マークは普通に出ます。出てる状態でも、大体はいけます。
4.デフォルトエンベロープ

こちらを設定すると、音符挿入時に適用されます。
5.おま☆かせに設定保存機能
多少インターフェースが判りにくいかもしれませんが、「名前を入力して[+]ボタン」が基本です。

以上です。
ダウンロードはこちらから。
【追記】忘れてた
Mode2でも『おま☆かせ』や『オートビブラート』、『オートピッチ』は有効です。
「え?」と思うかもしれませんが、やってみればわかります。
(※実装の関係で若干ビブラートがずれます)
【追記の追記】
【追記の追記の追記】とりあえず撤回。確かにバグったんだけど、どうやっても再現しません。おま☆かせでビブラートが変になった方いましたら、どうやったらなったかご報告お願いします。
続きを読む >>
投稿日:2009-03-24 Tue
点が一つ増えた程度で急に作品の質が向上するとしたら、それは初めから実力があったってことだ!
と、ミもフタも無い前置き(*1)は置いといて、

p5、v5、p4が追加になったパラメータです。
p5、v5、p4が空白だとだいたい前と同じ動作をします。
「e」ボタン
p5を"0"、v5を"100"にします。
追加された点を有効にするボタンみたいなものです。
「連動」チェックボックス
チェックを外すと各点が独立して動きます。
例えばp1の動きに対してp2が移動しないように自動計算してくれます。
ただし誤差があり、多少動きます。仕様です。
この状態では当然ですが隣の点を越えられません。
点が寄ってると動かせないこともあります。
「原音値」ボタン
音符のプロパティと同じ。
「正規化」ボタン
正規化します。短すぎる音符では多分無理です。
「リセット」ボタン
リセットします。
短すぎる音符ではクロスすることもあります。
その場合は正規化してください。
plugin作者のために。
othersの書式は今までの
env=p1,p2,p3,v1,v2,v3,v4
この書式ではだいたい前と同じ動作をします。
追加分は後ろにつきます。
env=p1,p2,p3,v1,v2,v3,v4,%,p4,p5,v5
8番目は「%」で固定。
「何故」とか「邪魔」とか言われてもそういう仕様なんです。
読みましたか?
良く読んで、一通り頭に入れたら、ダウンロードページへどうぞ。
以上、Ver0.2.36のリリース記事でした。
Ver0.2.36更新:
・エンベロープの点を増やす
・ust内の音源表記に関する修正
・SurffixBrokerを更新
(*1)「ユーザのスキル向上はあくまでユーザの努力如何にかかっていて、ツール作者は材料を提供する以外のことは出来ない」的な意味で。
(*タイトル)動画に表現したこと以外に対するコメントが付くと、立場や状況がわかっていてもやはりヘコんで、モチベーションが下がる。何様なんだよ、私。つまり私のDTMスキルが「がっかり」なのだ!
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