投稿日:2008-11-09 Sun
基本に忠実が大事。シンプルな回答に真実が含まれているものなんです。まずリズムの基準音を作成します。
こんなの

音:click.mp3
これをターゲットのライブラリに追加します。
(追加しなくても基準のwavが作れれば良いんですが)
これが全ての原音調整の基準になるので、
先頭に空白が出来ないように設定するのを忘れないでください。
基準リズムを作成します。

kkkkk.mp3
で、これはwav生成しておいて、次に調整したい音をこんな風に入力します。
ここでは例として[かけきくけこかこかきくけこ]を以下のメロディで入力。

※もっと効率の良いフレーズがあると思うので各自工夫してください。
注意:
・判りにくくなるのでprefix.mapがあったら抜いておきます。
・原音調整なので、音符のプロパティの先行発声・オーバーラップは空白にしておきます。
レンダリングします。
kakekiku.mp3
確認はAudacityで行いました。

基準音も声もUTAUで生成しているので並べるだけです。
タイミング調整はいりません。
聞いてみます。
kakunin.mp3
とりあえず良さそうですが、もしクリック音のリズムと歌声がずれて聞こえたら、
UTAUに戻ってその音の原音パラメータを調整します。
調整したらwav生成してまたAudacityで確認します。
こうして納得がいくまで調整します。
判りにくかったらテンポを速めるなどして、パラメータを絞り込んでいきましょう。
倍速→kakunin240.mp3
こんな感じで全ての音について調整を行います。
超絶つまんない作業ですが、これをやった設定ファイルが流通しているかいないかで、
その後の音源に対する評価がまったく違ってくることも考えられるので、
頑張ってみてはいかがでしょうか?
あと、ついでに書いておくと、前に提唱していた原音調整のコツは若干間違いを含んでいて
修正が必要です。
もし矛盾していたら、ご自身の耳を信じることをお勧めします。
最後に、原音といえば、お配りすると宣言していた和音マコの飴屋調整版ですが、
おまけ分以外の調整がほぼ終わったので、この段階で一旦公開しようと思っています。
とはいうものの、今のファイル置き場はもう限界なので、
今、新しいファイル置き場を確保しまして、そちらにコンテンツを構築中です。
チクタク音をUTAUで扱っているところがちょっと不思議です。
さて、記事のとおりにやってみようとしたのですが、click.mp3を変換したclick.wavからclick_wav.frqがつくれませんでした。記事を再現できるclick.wavとclick_wav.frqが記事と一緒に置いてあると、記事を見て実践しようとしたときに、つまずきにくくなると思います。
さて、記事のとおりにやってみようとしたのですが、click.mp3を変換したclick.wavからclick_wav.frqがつくれませんでした。記事を再現できるclick.wavとclick_wav.frqが記事と一緒に置いてあると、記事を見て実践しようとしたときに、つまずきにくくなると思います。
2008-11-09 日 17:08:29 |
URL |
キハ22
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fc2ブログはwavとかzipが上げられないんで、
横着してしまいました。
ttp://utau2008.web.fc2.com/click.zip
横着してしまいました。
ttp://utau2008.web.fc2.com/click.zip
2008-11-09 日 17:37:52 |
URL |
あめや
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ありがとうございます。今試して記事と同じようにやってみることができました。
とりあえず「あいうえお」は大丈夫・・・。
この方法で、先行発声量を決めがたかったいくつかの音についても自分なりの設定ができそうです。
とりあえず「あいうえお」は大丈夫・・・。
この方法で、先行発声量を決めがたかったいくつかの音についても自分なりの設定ができそうです。
2008-11-09 日 18:26:20 |
URL |
キハ22
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早速試してみました。
ターゲットの音源の音のつながりだけを聴いて判断するよりも、クリック音のリズムに合っているかを確認する方が遥かに分かりやすくて正確な事に今更ながら気付き、目からウロコが落ちる思いです。
これからは、この方法でしっかりと原音調整を行って、各々の音源の持っている良さを最大限に引き出せるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ターゲットの音源の音のつながりだけを聴いて判断するよりも、クリック音のリズムに合っているかを確認する方が遥かに分かりやすくて正確な事に今更ながら気付き、目からウロコが落ちる思いです。
これからは、この方法でしっかりと原音調整を行って、各々の音源の持っている良さを最大限に引き出せるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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