投稿日:2013-08-31 Sat
溜まってきたのでメンテナンスリリースです。UTAU Ver0.4.18
・音階名の表示に「#」「♭」を選択すると半音階がレンダリングできない不具合を修正。
・ラベル、選択範囲の名前周りの操作に若干の変更。
・ヘルプメニューの右側に「メニューのような何か」があるのをなくした。
・右クリックで設定するテンポに変な値が設定できてしまうので制限をかけた。
・Tempo=0を無視するようにした。
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投稿日:2012-12-19 Wed
Ver0.4.14・全般的にメッセージボックスがアプリの裏に回ってしまう現象を回避
メッセージボックスをユニコード化しようとしたのですが失敗しました。
なので差し戻して旧来通りANSI範囲外の文字が化けます。
・原音のプロパティ、音源分析を強化
いくつか新しいパラメータが出ます。
その中でlogical range なるパラメータは音源の周波数から計算した音域ですが、
あまり当てになりません。精度向上は今後の研究をお待ちください。
Ver0.4.15
■通常モードでprefix.mapが無効になっていたので修正した
おそらくVer0.4.13からですが、通常モードでprefix.mapが反映しなくなってました。
■プラグインのplugin.txtに追加エントリ
ustversion=1.00
プラグインに渡るスクリプトのバージョンを指定できます。
1.00 UTAU Ver 0.2.76 のと同じのが渡ります
1.10 上記のPichesがPitchesに変わります
1.20 最新版のUSTと同じタイプ。Modulation,PitchBendで渡ります。
notes=all
選択範囲を無視して音符を全部渡します
※plugin.txtのまとめが下にありますので参考にしてください。
■MIDIインポート修正
ベロシティがゼロでないノートオフ(0x80~0x8f)が使用されていると
次のノートまでの隙間に音符が現れてしまう不具合があったので修正しました。
■プラグインの自動インストール先を変更
Vista以降で"Program Files(x86)"以下にあるとプラグインがどこにあるか
判りにくかったり、うまく動作しないケースがあったらしいので、
環境変数%AppPath%で得られるフォルダ以下に新たなプラグインフォルダを
設置するようにしました。
例:
WindowsXP
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\UTAU\plugins
Windows7
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\UTAU\plugins
※ツールメニューのプラグイン一覧はインストール先直下のpluginsと
%AppPath%\UTAU\pluginsの両方を読み込みます。
※「プラグインフォルダを開く」は移行期間ということで両方のフォルダを
開きますのでプラグインの整理にご活用ください。
■標準の音源自動インストール先を変更
Vista以降で"Program Files(x86)"以下にあると音源がどこにあるか
判りにくかったり、UTAU側の動作が一部おかしくなるケースがあったらしいので、
環境変数%AppPath%で得られるフォルダ以下に新たに音源フォルダを設置しました。
例:
WindowsXP
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\UTAU\voice
Windows7
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\UTAU\voice
音源一覧に出す音源は、今まではUTAUのインストール先直下のvoiceフォルダか、
オプションで設定した変更先のどちらかでしたが、
[インストール先]\voice、%AppPath%\UTAU\voice、さらにオプションで変更してる場合
これに加えてvoiceフォルダ変更先の最大三箇所から全部読み込むようにしました。
※「プロジェクトの設定」のメニューにある「voiceフォルダを開く」は
移行期間ということで全部のフォルダを開きますので音源の整理にご活用ください。
■歌詞関連(レジスト版)
1.頭に?でprefixmapを無視、自動連続音モードでは頭に!で自動連続音変換を
抑制します。両方無視させたい場合は頭に!?を付けます。
2.自動連続音でprefix.map優先モード(左下[!]ボタン)
prefix.mapの装飾が無い連続音と装飾ありの単独音があった場合
自動連続音では通常前者が選択されますが
このモードではprefix.map付き単独音を優先します
■uarインストールの文字化け問題
UTAUの自動インストールアーカイブ(.uar)をMacのアーカイブ機能で圧縮すると
日本語ファイル名が文字化けする問題に対応しました。
ただし一部の文字は変換に失敗して"+"に化けます。
■■plugin.txtまとめ
name=
必須。メニューに表示するプラグイン名を指定します
execute=
必須。プラグインの実行ファイル名を指定します
shell=use
省略可。指定するとShellExecuteEX関数を使ってプロセスを起動します。
ustversion=
省略可。プラグインに渡るスクリプトのバージョンを指定します。
指定すると本体側の設定を上書きします。
1.00 UTAU Ver 0.2.76 のと同じ仕様で渡ります
1.10 上記のPichesがPitchesに変わります
1.20 最新版のUSTと同じタイプ。Modulation,PitchBendで渡ります。
これらの数値の場合、本体側の互換モードとは違い同じ意味のエントリが複数渡る事はありません。
notes=all
省略可。指定すると選択範囲を無視して音符を全部渡します
■■プラグインに渡る@付きエントリまとめ
・@付きのエントリは全てReadOnlyです。
@preuttr
レンダリング時の自動調整込みの先行発声値
@overlap
レンダリング時の自動調整込みのオーバーラップ値
@stpoint
レンダリング時の自動調整込みのSTP値
@filename
レンダリングで使われる音源ファイル名
@cache
キャッシュファイル名。キャッシュが存在する場合のみ渡される。
※現バージョンではフルパスで渡されるが、キャッシュディレクトリは
除かれる予定である。
@alias
エイリアス。無ければ音符に入力した歌詞。
投稿日:2012-12-09 Sun
<UTAUのインストール障害について>アップデートインストール時に、前のバージョンがアンインストール出来なくて
インストールに失敗することがあるようです。この場合、いくつか対策方法があります。
基本は最新版インストール前に前のバージョンをいかに消すか、ということです。
1.「前のバージョンのインストーラー」を使って前のバージョンのUTAUを削除する
最新版でなく、現在インストールされてるバージョンのインストーラーを起動して、「修復/削除」の表示が出たならば、削除にチェックを入れて前のバージョンの削除を行ってください。
これが出ない場合、インストーラのバージョンが違っています。
UTAUの[ヘルプ]→[UTAUについて...]でバージョンを確認して同じバージョンのインストーラーを用意してください。
削除に成功したならば、改めてインストールしたいバージョンのインストーラーを起動してください。
今度は上手くいくはずです。
2.コントロールパネルの「プログラムと機能」で削除する。
スタートメニューからコントロールパネルを開き、「プログラムと機能」をクリックする。
一覧の中の「UTAU 歌声合成ツール」を選択して「アンインストール」(上の方にある)をクリック。
(※インストール障害が起きている場合は大抵このとき起動するファイルが消えてるので、おそらく失敗します。万が一成功したならば新しいUTAUのインストールに進んでください)
3.1、2で消せない場合
レジストリが微妙に壊れているとか、インストールに必要なファイルがことごとく消失しているということです。
手っ取り早いのはOSのクリーンインストールですが、それだと環境構築しなおす手間が大変です。
共用PCでそうはいかない場合もあるでしょう。
「インストール情報の削除」でWeb検索してみてください。
"Windows Installer CleanUp"なるソフトウェアでインストール情報を消せるそうですから、これで古いUTAUのインストール情報を消した後、最新版の(もしくはは使いたいバージョンの)UTAUのインストールを試してみてください。
投稿日:2012-12-09 Sun
UTAU Ver0.4.13 リリース・レジスト版の「レンダリング時に複数のバッチを同時実行」のバグ修正
→wavファイル作成をしようとするとエラーが発生して、.ustが破壊されます。
結構クリティカルな不具合ですので、レジストユーザーの方は速やかにアップデートしてください。
・プラグインエントリの互換性問題修正
→旧エントリを出してるとき、プラグインが冗長エントリを残したまま返すと変更が反映されないことがあった。
最大でPiches、Pitches、PitchBendの三つに同じ値が渡りますが、その場合どれか一つだけ値を変更すると、UTAU側でその変更したエントリの値を採用するようにしました。
複数を変更した場合の動作は保証しません。
・プロジェクトを開く時、音源のPrefixmapを読み込まないことがあるのを修正
→一旦保存してまた開くと反映しなくなっていました。
おそらく前からそうでしたが、画面に表示されないので気づきにくかったようです。
自動連続音(レジスト版)ではprefixmapの結果も表示されるので今回発覚しました。
・「ファイルは既に開かれています」対策を強化
本来滅多に出ないものなのですが、一度出てしまうとどうしようもなくなるので。
・メニューのリソース書き換えをUnicode版のAPIで行うようにした
→これでメニューだけはANSI範囲外の文字でも表示されるようになります。
→ただし「やり直し」など動的な部分はまだです。
→これに伴い、メニューに該当するリソースファイルの書式が変更になりました。
旧形式:999menustring.txt (数字は色々)
新形式:999menu.txt
※新形式がなく、旧形式のみがある場合は旧形式を読みますが、
旧形式の場合ANSI範囲外の文字が入っていると文字化けします。
・インタフェース言語のロケール名に任意の文字列を指定できるようにした
→これでres以下のフォルダ名を指定すれば任意のリソースを指定できます。
今まで(0.2.7X以前)はres直下を総入れ替えしてましたが、
これでres以下にフォルダにまとめた複数の言語リソースを置いて、
切り替えて使うことが出来るようになりました。
・「選択範囲に名前を付ける」メニューおよび範囲名の出る場所
ピアノロールの最上部の一半音分の幅で右クリックすると「選択範囲に名前を付ける」関係のメニューが出ます。
・自動連続音(まだレジスト特典)とprefixmapの適用順序を逆にした
先に自動連続音、その後prefixmap。例:「囁きa さ_F4」
ほかに連続音の選択規則があやふやだったのでUTAU-Synthに近づけました。
投稿日:2012-12-01 Sat
UTAU Ver0.4.10以降のまとめ。※ツイッターで挙っていたUNICODE問題ですがVB6で作っている限り完全対応は難しいです。
※(追記)新機能が端からレジスト特典になってますが、いつまでも全部がこのままではありません。少なくとも自動連続音は安定したら非レジスト機能に降ろします。
Ver0.4.12(最新)
・「wav生成時にバッチを使用しない」「レンダリングにresampler.dllを使用する」を
チェックしていると必ずレンダリングに失敗するのを修正しました。
・「インターフェース言語を強制する」オプション追加。OSの言語設定を無視します。
・「レンダリング時に複数のバッチを同時実行する」(レジスト特典)を追加。
・[編集]→[選択範囲]→[自動連続音を歌詞に設定する](レジスト特典)追加。
Ver0.4.11
・UTF8対応のファイル入出力に不具合、不定期にutau.exeが落ちるのを修正した。
Ver0.4.10
・oto.iniとustファイルをUTF8でも保存・読み込みできるようにした
・pluginスクリプトにセキュリティ脆弱性があったのを修正
・小数点がコンマのロケールでの異常動作を修正
・周波数表作成の時例外で終了することがあるのを修正(合成エンジン)
・文字列リソース出力に問題があったので修正した
以上。
Ver0.4.00以降の追加仕様の詳細はいずれ記事にします。
最新版ダウンロードはこちらから
http://utau2008.xrea.jp/
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